会社員を長いことやってて、管理に近い仕事をやったりすると、職場に対する価値観が大いに異なる人と出会う。
この価値観の違いがどこにあるのか深掘りして考えてみると、職場を「保育園や小学校の延長」として捉えたまま身体だけ大きくなってしまったかどうかにあるのではないかと思った。
ちなみに私は「延長だとは思ってない側」である。
「時間も含めた労働力を提供して、金をもらう場」だと思っている。
そうしたもんだから、会社とか職場で「お友達作り優先しぐさ」を見ると、驚きと共に不快感を覚えてしまう。
この人何しに会社来てんだろう(お友達作りに来てんだろうな)、と。
もちろん、私も、適度な雑談を欠かさず、自己開示として家族の話もするし、相手が以前開示していたプライベートな情報を気にかける発言をすることもある。
コンプライアンスに抵触しないユーモアを交えて相手を愉快な気分にさせるよう、努力もしている。
ただそれは、円滑に業務を進めるためである。
お友達になって欲しいからではない。
私は、あなたのことを気にかけ、配慮もできる健全な上司・同僚・部下ですよ、というアピールである。
だから、あなたもまともな上司・同僚・部下として機能してくださいね、というメッセージでもある。
全ては本題である業務をスムーズに終わらせて、さっさと家に帰りたいからである。
そうじゃない人たちは、自分や他人の業務を妨害してまでお友達作り優先するから参るよなあ。